◇改善効果

産経新聞に面白い記事が載っていた。

育毛剤の臨床試験の時に、あえて薬の入ってない偽のボトルを渡される被験者さんがいるとか。

薬と信じて育毛に励む被験者ではありますが、実に七割の方に改善効果がみられたとの事。

よく催眠術で水をお酒と思わせたり、甘い水と信じ込ませる催眠をテレビでやっていますが、まずは「信じなさい」という事なのでしょうか....。

お医者さん曰く、「ヘアケアはお金をかけない最大のの育毛」だそうです。

偽のボトルを渡す前に、正しいヘアケアの仕方を指導するそうなのですが、こうした正しいヘアケアを実践した結果、頭皮の改善効果となって現れたのだそうです。

つまり偽薬はあくまで偽薬で、改善効果は本人の努力の結果という事なのです。

◇脂肪の蓄積

食事を抜くと脳は危機感を覚え一回の食事の量が多くなるという。

また体も危機感を覚え、食べた物をできるだけ脂肪として蓄えようとするのだという。

そういえば、日本人の３人に１人は倹約遺伝子なるものをもっているとか。つまり、飢えなどの危機にそなえ、非常システムが働く体になってしまっている。

長い歴史のほとんどがこの飢えとの戦いであったに違いない。

現在の日本では食べ物が不足する事はない。

ただし朝食抜きが習慣化したり、偏った食生活は、生活習慣病の原因になる。

健康な髪を育てる為にも食事は偏らず、栄養バランスを考え、３食をとるよう心がけたいものだ。

◇肥満

先日ディズニーの肥満対策を取り上げたが、生活習慣病の根本はやはり食事にある。偏った食事にも問題があるが、バランスがよくても、カロリーのとりすぎは確実に太る。

私のような食い意地がはっていると、食欲をコントールすることもできず、いつも満腹になるまで食べてしまう。

食欲、食い意地、大食漢、大食い、無芸大食、無駄食い、無駄めし、この言葉からはコロコロ太った能無し豚しか想像できない。
それに比べ、少食、粗食、腹八分、質素、なんと響きのいい言葉だろう。

「少食は長生きのしるし」「大食は命の取り越し」、大食は髪の命の取り越しでもある。

肥満は頭皮のトラブルを招き、命をも奪う危険な病気の兆候なのだ！

肥満対策として

目の前に食べ物を置かない。
作り置きをしない。
買い置きをしない。

できることから習慣化しよう。

偏食、食べ過ぎで栄養が偏ると栄養バランスが崩れヘアサイクルが乱れます。
特に脂肪は皮脂の分泌を促進し、フケ、痒み、抜け毛の原因になります。

カロリーを抑え栄養バランスの摂れた食事を心がましょう。

◇ディズニーの決断！

昨年の暮れアメリカのディズニー社が子供の肥満対策を発表しました。

園内のレストランﾒﾆｭｰから脂肪や糖分を制限し、フライドポテトや炭酸飲料なくし健康食品に切り替えるとの事です。

肥満はアメリカに限らず日本でも大きな問題となっていますが、アメリカでは成人の３７％、児童の１７％が肥満といわれ、原因はハンバーガー、フライドポテト、ソフトドリンクの摂り過ぎだといわれています。

確かにコンビニやファーストフードなど、何処にいても、何でも手軽に買える環境は甘い誘惑がいっぱいです。

生活習慣病の原因は、日常生活の様々な部分にひそんでいます。

間食など小さい頃からの習慣は、大人になっても口が淋しく、つい手が出てしまうという人も多くいます。

ディズニー社は企業の社会的責任に反するとして、マクドナルドとのいくつかの契約を打ち切ったとの事です。
消費者に全く責任がないとはいえませんが、米ディズニーの決断は一流企業の証といえます。

■ちなみに缶コーヒや炭酸飲料には、一缶に角砂糖５個から６個分の砂糖が入っているそうです。普段糖分の摂りすぎに注意していたとしても、たった一本で 糖分の制限量を超えてしまいます。まして２、３本飲めば即「糖尿病予備軍」です。

◇頭皮のツッパリ

脱毛原因の一つともいわれる「頭皮のツッパリ」。
頭皮のツッパリは頭蓋骨に密着し血管やリンパ腺等を圧迫、こうして起こる慢性的な血行不良が、毛根の栄養不足となり脱毛が起きるという説だ。

男性の頭皮の成長は二十歳過ぎで止まり、頭蓋骨の成長は中年まで続くといわれている。

その結果、頭皮は風船のようにパンパンに張り頭皮の血流が悪くなる。

しかし、頭蓋骨の成長は薄毛の人だけに見られる現象ではないはず。
全ての人が頭皮のツッパリを訴えてもよいはずなのだが.........。

ちなみに、女性の頭蓋骨の成長は二十歳前後で止まるといわれている。
理由は、思春期になり多量のエストロゲン（女性ホルモン）が分泌され始めると、骨格の成長を抑制するためとの事。

ということは、女性ホルモンが多ければという説と合致するが、多量の女性ホルモンとはどの程度？

男と女の違い位？！

微量のエストロゲンは骨格の成長を促すらしいが......何だか頭がこんがらってきた。

作家の「五木寛之」氏は頭皮のマッサージは欠かさない。
そのせいか頭皮は2、3センチは楽に動くらしい。（だったと思う）

やはり頭皮のツッパリにはマッサージが一番ということか。
頭皮に違和感を感じる前に、リラックスし、適度なマッサージを取り入れる事をお勧めします。

◇遠赤外線「育毛グッズ」

始めて携帯から投稿します。チョット不安ですが．．．．ポチッ！投稿完了！

遠赤外線を利用した育毛グッズがたくさん出ている。
育毛グッズに限らず、私達の周りにあふれている。

どれもこれも画期的な効果をうたっている商品だが、果たしてどうなのだろうか？

■たとえばドライヤー

• 温熱が毛根まで浸透し、代謝を促進する
  
• キューティクルや頭皮を傷めない
  
• 静電気から髪を保護する
  

■また育毛シャワーは

• 遠赤外線を放射し頭皮にこびりついた落としきれない脂汚れをとる。
  
• 遠赤外線で水の分子が小さくなり毛穴に浸透しやすく、シャンプーやリンスなどの洗い残しをなくし頭皮の汚れも落ちやすい。
  
• 頭皮の血行が促進され、髪に充分な血液が行き渡り健康な髪質になる。
  

他、ヘアキャップ、育毛ブラシ、枕に入れるシート、など様々な商品が出ている。

ネットを見ていたらこんな記事がのっていた。
■建材や健康関連商品開発・販売のアイエスティー（東京都中央区）は、遠赤外線を放射する新素材「アイポン」を使った毛髪関連商品を開発。

洗髪後に毛髪用エッセンスをつけ、パフでマッサージする。その後、アイポン入りの帽子をかぶったり、枕カバーを付けて寝るだけで、育毛などの効果を期待できるという。

この手の商品は過去にも出ていて価格も高額なものが多い。

■そもそも遠赤外線とは

• 遠赤外線は熱ではなく電磁波という一種の電波。
• 有機物に吸収されやすく、吸収されると熱に変わる。
  
• 熱は物質の表面を暖めるが、遠赤外線は物質の内部を暖めるという違いがある。
  
• 遠赤外線には副作用がない。
  

私にはこの程度の知識しかないのですが、遠赤外線の効果を謳う商品の中には「科学的に実証されていない」商品も多くあるそうです。
興味のある方は詳しく載せているサイトがあります。参考にして下さい。

●市民のための環境学ガイド

●遠赤外線とは

◇オレ流ヘアケア

久し振りに銭湯につかり、柚子湯を満喫していた時の事です。

白髪混じりの六十前後のおじさん、石鹸で頭を洗い始めました。
普通に、何の違和感もなくゴシゴシと洗っています。
そしてその手で顔までも泡立て、頭全体が石鹸の泡で真っ白です。

今度は最後の仕上げでしょうか、金属の櫛で、ガリガリと頭皮を引っ掻いています。
多分これまでの習慣なのでしょう！
何のためらいもなく、今度は髭を剃り始めました。

人それぞれ、生活スタイルは違っていても不思議ではありませんが、彼にとってややっこしいヘアケアや育毛などきっと無縁なものなのでしょう。

以前、作家の「五木寛之」氏は年に数回しかシャンプーをしないという対談集を読んだ事があります。シャンプーは盆と正月の二回、最近は季節の変わりに一回、年四回のサイクルだそうです。

フケは黒く角化、何とも信じがたい話しではありますが、これも五木流生活スタイルなのでしょう。しかし、銭湯のおじさんといい「五木寛之」氏といい、今だ髪はフサフサあります。

世間には常識に翻弄されないオレ流を貫く人たちがいます。
もしかしてそこには、何か確信を得た裏付けが潜んでいるのかも知れません....。

◇好機の女神

「好機（チャンス）は前髪でつかめ」
営業マンになれば一度は耳にする言葉ですね！

説教好きな上司から酒の席で「云々かんぬん」気にもとめなかった言葉ですが、今過去を振り返ると、好機に限らずあたり前の事ですが、「人には人生を左右する転機が必ず訪れる」そう思うようになりました。

好機の女神は前髪はあるが後髪がない。
「目の前に来たチャンスは素早くつかめ。過ぎてからでは遅い。」という諺ですが、そうはいっても人の好機、どこに潜んでいるかわかりません。

もちろんただ待っているだけではチャンスは来ません。
積極的にチャンスを引き込み生かさなければ逃げてしまいます。

ただ私のような凡人は何がチャンスなのか判らず、チャンスと思い掴んだものは..確かに前髪．．．？！
と思ったら「かつら」！！

女神はどこにもおらず、時すでに遅し。
いや、ただの思い込みだったりします。

後悔をしない人はいないと思いますが、できるなら大きな後悔だけはしたくありませんね。
その為にもしっかりと目標をもって、運、不運ではなく、チャンスを引き込みものにしたいものです。

チャンスは平等に誰にもやって来ると信じて.....。

◇大切な宝物

入社まもなく営業に出始めた頃の話しです。
相談者は小学4年の女の子、円形脱毛症の相談でした。

駅からしばらく歩いて着いた家は平屋、玄関は開けっ放し、どこか開放的な田舎の臭いがするそんな住まいでした。
「こんにちは！」と玄関に入っていくと、台所にいた女の子がこちらをゆっくりと振り向きました。
私は思わず目が点になり、心臓の高鳴りが中々治まりません。

理由は、初めて目にする円形脱毛症に私は動揺してしまったのです。
円形脱毛症というとコインのような丸い脱毛を想像しますが、この女の子は全く髪がありません。
それどころか「まゆ毛」も、「まつ毛」も、一本もありません。
こちらを振り向く様は、無表情に見え、なにか見てはいけないものを見てしまったような、とても生々しい瞬間だったのを今でも思い出します。

無表情に見えたのは毛が無いせいで、一瞬そう見えたからです。
本当は笑顔が似合う素敵なお子さんです。

円形脱毛症には、ツムジのあたりにできる単発型、頭のあちこちにできる多発型、全体が抜けてしまう全頭型などがあります。
彼女の症状は、難治性と言われる全頭型の円形脱毛症でした。
今思えば経験も知識もない私にとって、仕事とはいえかなり刺激的でショッキングな出会いでした。

円形脱毛症の原因というと色々な説がありますが、よく言われるのが精神的ストレスです。
これまでお会いしたお子さんに共通して言えることは、物静かなどちらかというと我慢強いタイプのお子さんだった様に思います。
私の中にはやはりストレス説が有力だと勝手に思い込んでいます。

あれから二十年以上の月日がたちましたがこれといった特効薬はまだありません。

昨日「瑠璃の島」というドラマをみました。
主人公を「瑠璃ちゃんと呼んでくれる友達は私の片手で足りる」「そんな少ない私の大切な宝を神様は私から奪った」というシーンがありました。

大切な「宝」．．．．あなたの宝はなんですか？

失って始めてわかる宝物があります。

話しはそれてしまいましたが、普段は何とも思わないあって当然の「髪」ですが、髪を失くした少女にとって、髪は言葉では言い尽くせないとても大切な「宝物」だったに違いありません。

◇「真央ちゃん」現る？！

「真央ちゃん」現る？！

　　

　　

どうして浅田真央なのでしょうか？
携帯で撮った写真を見ていたら、表情がおかしくてつい遊んでしまいました。
でもどうして真央？！